おそらく山形県で一番小さな酒蔵の松嶺の富士(藤屋酒造本店)さんは文政12年 (1828年)創業で、新庄市から酒田市に向かう途中の松山町にあります。

 松山町は道路の真ん中を水路がはしる静かな城下町で、町からすぐの外山(とや ま)の頂上の「眺海の森」からは庄内平野をゆっくりと蛇行しながら日本海に注 ぐ最上川や、海に沈む夕日をながめることができ、私の大好きな町です。(^^)

 七代目社長の齋藤大輔さん(39歳)と南部杜氏の高橋さんのコンビが醸す酒は、そんな松山町の雰囲気にピッタリの酒で、飲む人の心をゆったりと解き放ってくれ ます。
松嶺の富士さんの藤の花
松山町の保存樹 荒町のフジ
 斉藤寅之助氏の庭にあるフジは、樹齢およそ300年をこえると言われ、このフジを鑑賞した江戸末期の国学者、鈴木重胤の詠歌がかけじくになって残っている。   松山町40周年記念事業 松山町

富田酒店  富田富男 山形県新庄市北町4-12
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