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酔っぱらいジョークX いや〜、それにしても暑いですね。9月に入ってからもずうぅ〜っと最高気温は30℃を超えたままです。この記録的な暑さ、過去の記録を次々に塗り替えています。 まずは8月の新庄の平均気温ですが平年値を2.8℃も上回る26.7℃。6〜8月の3カ月の平均気温は2.4℃上回る24.0℃。さらに6〜8月の真夏日の日数が平年22日なのが今年は49日。いずれも新記録です。せめてもの救いは熱帯夜が1日も無かったということぐらいでしょうか。 たまりにたまった新庄まつりの山車つくりの疲れが、涼しさによって少しずつ取れていくはずなのですが、この暑さで、なにもやる気が起きない状態から、なかなか抜け出せそうにありません。 そんなわけで、今回の富田通信は角川文庫の『ポケット・ジョーク』から酔っぱらいのたわごとを抜き出してみました。 飲酒の害 「酒こそ」とアイルランドの神父が民衆に向かって説ききかせていた。「わがアイルランド人の最大の呪いである。そのために、われわれは隣人と喧嘩が絶えないし、地主のイギリス人にはしょっちゅう発砲する」と言って神父は聴衆を慨嘆に耐えないという表情で見まわした。 「・・・その弾丸が当たったためしがないのも酒のせいなのだ」 酒の効果 酒好きの若い紳士がいた。大酒を飲んだ次の朝、ひどい二日酔いのうえ、ポケットには1ドル札一枚しか残っていない。そこで彼は故郷の金持ちの父に手紙を書くことにした。 「お父さん、こんどばかりはぼくも、どうにもならなくなりました。食べるお金さえなくなってしまったのです。どうしていいかわかりません。もしなんとかしてこれを切り抜けることができれば、ぼくはもう二度とふたたび強い酒には手を触れません」 そう書いたとき、彼は電話のうしろに安もののジンのびんが半分ほどなかみが入ったまま置き忘れてあるのに気がついた。彼はそれを飲んだ。それから手紙に追伸として次のように付け加えた。 「それからお父さん、もしなにか困っていることがあれば、お知らせください」 比較の問題 新米のセールスマンが、はじめてセールスの旅に出た。彼の受け持ち区域には耳の不自由なとしとった店主がいた。そこで彼は、その老人と筆談で会話をかわすことにした。セールスマンは書いた。 「耳が聞こえなくてお気の毒です。聞こえなくなってからどのくらいたちますか」 「三十年」と老人が書いた。 「新式の補聴器は使ってみましたか」 「どれも役に立たなかった」 「医者はなんていっていますか」 「酒をやめるようにといった」 「やってみましたか」 「やったよ。酒をやめたら耳が聞こえるようになったよ」 「それじゃ、どうしてまた耳が聞こえなくなったのですか」 「わしは何か聞くより、酒を飲むほうがはるかに好きなんでね」 会話 酒場でふたりの酔っぱらいが話しをしている。 「きみはジョン・タルボットを知ってるかい?」 「なに? そいつの名前、何ていうんだ?」 「だれの名前だい?」 そうじゃない 酒場の主人の自宅に、朝の五時というのに電話がかかってきた。受話器をとりあげると酔っぱらった声がいった。 「おい、おやじさん、あんたんとこの店はいつ開くんだね」 「何だって、いま何時だと思ってるんだ」酒場のおやじは怒鳴りつけた。「昼まではだれも入れんよ」 「いや入りたいわけじゃないんだ」酔っぱらいが答えた。「おれは出たいんだよ」 うまくできている マティーニにオリーブの実が入っていなかったら、彼はとうのむかしに餓死していただろう。 |
商 品 紹 介 |
出羽桜 『桜花吟醸酒 山田錦』 |
今年も山田錦100%のプレミアム桜花吟醸酒が発売されました。 桜花吟醸酒の華やかな香りに加え、山田錦由来の奥行きのある深い味わいが楽しめます。火入れ作業はお燗の要領で瓶火入れしており、「秋あがり」のまろやかな熟成をお楽しみいただけます。 例年同様、今年もこの時期だけの出荷です。 内容 日本酒度:+5 酸度:1.4 アルコール度:16度〜17度 原料米:山田錦100% 精米歩合:50% 酵母:小川酵母 1.8L 3045円 720ml 1525円 |
『東光』特別頒布会 |
頒布期間 平成22年10月より平成23年1月まで4回 会 費 吟醸酒コース 1回 3150円(毎回720ml×2種類) 内容(10月:純米大吟醸・純米吟醸ひやおろし 11月:大吟 醸・純米吟醸 12月:大吟醸・純米吟醸 1月:しぼりたて 純米吟醸生酒・大吟醸) 特別酒コース 1回 3990円(毎回1.8L×2種類) 内容(10月:純米酒・特別本醸造ひやおろし 11月:純米酒 ・からくち吟醸酒 12月:純米酒・特別本醸造燗酒 1月: うすにごり純米生酒・本醸造うまくち) 申込締切 平成22年9月末日 ※発送の場合は別に送料が掛かりますのでご了承ください。 |
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○新庄まつり山車コンテストでわが北町若連制作の『風流 真田十勇士』が物語部門(今年は20台の山車が出て、うち歌舞伎部門9台、物語部門11台)で、最優秀賞を獲得しました。受賞の知らせはまつり最終日、路上に展示した山車の脇で皆で飲んでいるとき。一位を知らせる携帯メールに一同沸き立ち、直後に間違いがあってはならじと念には念の確認メール。受賞が確実と分かり、再度、歓喜の声が沸き上がりました。私たちの山車は歌舞伎部門最優秀山車とともに歴史センターに一年間展示されています。ぜひ、ご覧になってください。 |
E-mail:tomita@vega.ne.jp ->メール |