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二日酔いの対処法 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 12月中ごろに積もった雪も下旬にはすっかり解け、このまま雪のない正月を迎えられるのではないかと心中ひっそりとほのかな期待を抱いていたのですが、30日夜に降り出した雪は止まずに降り続け正月3日には55センチの積雪になってしまいました。今年に入ってからの天気予報には未だ晴れマークは一回も出ず、この先一週間もすべて曇り時々雪です。 とはいっても、今年も去年と同様に割合と気温が高めで日中は雪が解けるため現在の積雪は30センチあまりになっています。まあ、雪の降るのは仕方ないとしても屋根の雪下ろしをせずに春を迎えられたらどんなにいいかなどと、厳冬期を目の前にしてすっかり怠け心を起こしています。 さて、お正月ということで飲み過ぎて二日酔いで苦しんだ方はいらっしゃいませんでしたか。独立行政法人酒類総合研究所のホームページを見ていたら「アルコール健康医学協会にききました」と題して二日酔いの対処法が書いてありましたので紹介します。 二日酔いには二種類あるので状況に応じた対処を! 二日酔いは、飲酒したアルコールの総量と分解に必要な時間に左右されます。つまり「たくさん飲まない」、「早く切り上げる」ことが最大の二日酔い防止法です。さて、二日酔いしてしまった場合ですが、二日酔いには二つの状態があり、それぞれ対処法が異なります。 二つの状態とは、朝、体内にアルコールが残っている場合と残ってない場合です。アルコールが残っている場合は、まだ肝臓は一生懸命アルコールを分解していますから、水分をとって安静にして寝ているのが一番です。もちろん車の運転などできる状態ではありません。お風呂に入ると血液が体中に分散し肝臓に流れる血液量が減ってしまい肝臓でのアルコールの分解が遅れるため逆効果になります。 アルコールが残っているかどうかは、次のような目安で判断できます。一般にアルコールが分解されるまでには、ビール大びん1本(日本酒1合、焼酎のお湯割り1杯)で約3時間弱かかります。ビール大びん1本と日本酒1合程度にとどめておけば個人差はありますが6時間あれば(一晩寝れば)アルコールは分解します。逆に深夜まで飲んでいれば、自分では頭がすっきりしていると思っていても体にはアルコールが残っています。 アルコールは充分分解している時間なのに、頭が重く、はれぼったい感じのある場合が、二つめの二日酔いの状態です。アルコールで拡張した血管から水分がもれ、筋肉や脳がむくんでいます。そこで、水分をとり血管に水分を補給する一方で、風呂やシャワーで汗をかいて、むくみを解消する方が良いのです。 また、アルコールの分解には、良質のタンパク質(アミノ酸)、糖分、ビタミン類が必要ですから、お酒の肴は肉や野菜のバランスを考えて種類を多くとるようにしましょう。 以上が酒類総合研究所ホームページに載っていた対処法です。 まあ、『「たくさん飲まない」、「早く切り上げる」ことが最大の二日酔い防止法です』ったって、そんなことは、若い男女が産科医に 男女「先生、子どもができない方法を教えてください」 医「じゃ、りんごを食べなさい」 男女「前にですか? 後にですか? それとも最中にですか?」 医「いや、代わりにだよ」 っていうようなもので、飲んべえの私にはとても無理な話です。皆さん、しっかりと二日酔いの対処法を覚えましょうね。 それからもう少し補足すると、酒を飲んでから酔いが醒めるまでの時間は、ビール大びん1本/633ml、日本酒1合/180ml、ウイスキーダブル1杯/60ml、焼酎(25度)0.6合/110mlがほぼ一緒で、体重約60kgの男性で30分以内に飲んだ場合、約3時間かかります。倍の量を飲めば時間も倍の6時間かかります。もちろん、体質的に酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかりますのでくれぐれもご注意ください。 |
商 品 紹 介 |
麓井『純米吟醸 雄町 おりがらみ生酒』 |
1月下旬〜2月始めに入荷予定の純米吟醸新酒です。雄町独特の線の太さがお楽しみいただけると思います。 昨年は大好評ですぐに売り切れてしまい申し訳ありませんでした。 残念ながら今年も数量がわずかですので品切れの際はご容赦ください。 内容 原料米:雄町 精米歩合:50% 度数:16.5度 日本酒度:+2〜+4 酸度:1.4〜1.6 1.8L 3150円 |
お 知 ら せ |
第20回『名酒を楽しむ集い』ご案内 |
昭和63年3月に産声を上げた『名酒を楽しむ集い』もどうやら20年目を迎えることができそうです。これもひとえに吟醸酒ファンの皆さまのおかげです。 今回は20年という節目の年でもありますので、特別な趣向を考えました。 まずは、毎年大変お世話になっている会場の「つたや本店」さんのご好意により、つたや本店秘蔵の『東海道五十三次のお膳』を使わせていただくことになりました。このお膳は二の膳つきで、漆職人がそれぞれに色漆を塗り重ねたものを彫って、安藤広重の東海道五十三次の名画を描き出したという、文化財的価値のある大変貴重なものです。 次に、肝心要の酒ですが、前回の集いが終わってから何がいいかと色々と考えていました。たまたま夏に遊びに行った栄光冨士さんで、製造部の白幡さんが鍵の掛かった冷蔵貯蔵庫を「ここは加藤相談役が管理していて本当は誰も入れないんだけれど」と前置きして内緒で見せてくれました。中に入ると昭和50年代からの鑑評会出品酒が一升瓶に詰められて各年度ごとにきちんと管理してありました。すかさず、『名酒を楽しむ集い』が始まった昭和63年の酒、すなわち昭和62酒造年度の酒を探すと約10本ほど並んでいるではありませんか。しめた!ってなもので、図々しくも加藤相談役にその貴重な酒を分けてくれるように頼んだところ、快諾を得ました。 というわけで、今回の『名酒を楽しむ集い』の目玉は贅沢にも文化財的価値のある『東海道五十三次』のお膳で『集い』が生まれた年の大吟醸を飲もうというものです。 なお、当日の酒はその他に出羽桜酒造の最高峰『万禮大吟』を初めとして、ふだん滅多に味わえない酒を揃えようと思案しております。また、料理の方は言うまでもなく「つたや本店」さん素晴らしい懐石料理です。 もう二度とできそうもない企画です。ぜひご参加ください。 日時 平成20年2月23日(土) 受付/午後6時 開宴/午後6時30分 会場 つたや本店 会費 10000円 定員 53名(定員になりしだい締め切らせて頂きます) 主催 富田酒店 協賛 つたや本店 ※参加申し込みは富田酒店までお願いします。 |
E-mail:tomita@vega.ne.jp ->メール |