第213号(2005.6.10)
全国新酒鑑評会金賞受賞蔵発表
 今年は冬が長かったせいか、裏庭のザクロも朱色の小さな蕾をつけたままで、6月に入っても5月のような爽やかな日が続いています。どうやら梅雨入りも遅くなりそうな気配です。
 さて、今年も独立行政法人酒類総合研究所主催の平成16酒造年度全国新酒鑑評会が開催されました。全国から1019点の出品があり、257点が金賞を受賞しました。
 金賞受賞数において、山形県は2位でした。2年連続1位の座こそ逃しましたが、この成績は立派だと思います。
 それでは、以下に金賞受賞酒を紹介します。

北海道 北の錦 大雪乃蔵
青森県 松緑 豊盃 安東水軍 桃川 蔵物語 稲村屋文四郎
岩手県 あさ開 月の輪 岩手誉 南部関
宮城県 わしが国 鳳陽 雪の松島 墨廼江 浦霞 天上夢幻
於茂多加男山 黄金澤 一ノ蔵 金紋両國 蔵王 萩の鶴
宮寒梅 寿禮春
秋田県 高清水(御所野工場・中仙工場) 白瀑 天の戸 館の井 まんさくの花
北鹿 千歳盛 由利正宗 春霞 刈穂
山形県 壺天 出羽桜 羽陽錦爛 米鶴 奥羽自慢 白露垂珠
大山 栄光冨士 上喜元 松嶺の富士 麓井 東北泉
栄冠菊勇 最上川 銀嶺月山 十四代
福島県 金水晶 花春 榮川 会津中将 会津宮泉 雪小町
地酒三春駒 又兵衛 あだたら菊水 奥の松
茨城県 月の井 至寶 御慶事 来福 酔富垂涎乃的
栃木県 四季桜 若盛 開華 惣譽 天鷹
群馬県 秘幻 関東の華 赤城山
埼玉県 菊泉 九重桜 秩父錦 桝川 日本橋 秩父小次郎
武蔵鶴 文楽 帝松
新潟県 越乃寒梅 鶴の友 越路吹雪 美の川 柏露 吉乃川
お福正宗 越乃景虎 福扇 越乃白雁 朝日山 萬寿鏡
菊水 白龍 越後杜氏 長者盛 白瀧 天神囃子
〆張鶴 月不見の池 能鷹 妙高山 かたふね 越路乃紅梅
笹祝 真野鶴
長野県 雲山西之門 秀峰喜久盛 真澄 信濃錦 菊秀
千葉県 峯の精 金龍稲花正宗 腰古井 東灘 大多喜城 甲子正宗
梅一輪 かん菊
東京都 喜正 千代鶴 金婚正宗
神奈川県 白笹鼓
山梨県 福徳長
富山県 満寿泉 銀盤 銀嶺立山 若鶴
石川県 朱鷺の里 関白 谷泉 宗玄(明和蔵・平成蔵)
福井県 福千歳 北の庄 黒龍 越前岬 早瀬浦 花垣
一乃谷
岐阜県 美濃紅梅 久壽玉正宗 奥飛騨 白真弓 蓬莱
静岡県 萩錦 出世城 千寿 葵天下 開運 杉錦
志太泉
愛知県 神の井 國盛 初夢桜 白老 相生乃松 神杉
三重県 噴井 半蔵 俳聖芭蕉 高砂 参宮
滋賀県 浪乃音 七本鎗 喜楽長 香の泉 美冨久 笑四季
琵琶の長寿
京都府 月桂冠 黄桜 英勲 松竹梅 よさ娘 玉川
大阪府 片野桜
兵庫県 沢の鶴 富久娘 大関 松竹梅 櫻正宗 瀧鯉
香住鶴 播州一献 神結 竹泉 奥丹波
奈良県 御代菊 吟和 三諸杉 談山正宗 猩々 八咫烏
和歌山県 世界一統 万葉の和歌鶴
島根県 旭日
岡山県 極聖 燦然 喜平 酒一筋
広島県 御幸 旭鳳 黒松千福 雨後の月 天寳一 白蘭
白牡丹(天保庫・千寿庫) 八幡川
山口県 長陽 東洋美人 金紋寿 五橋
徳島県 瓢太閤
香川県 金陵 綾菊
愛媛県 仁喜多津 川亀 寿喜心 日本心 梅錦
高知県 土佐しらぎく 土佐鶴(本社工場・天平蔵・千寿蔵) 純平
福岡県 天心 慶雲朝凪 三井の寿 若竹屋 花の露 九州菊
佐賀県 天山 基峰鶴 古伊万里 東一 竹の園 鍋島
長崎県 潜龍
熊本県 瑞鷹 亀萬 千代の園
大分県 智恵美人 西の関 薫長 八鹿 亀の井 久住千羽鶴
龍梅
宮崎県 千徳


 
商   品   紹   介
出羽桜 『夏祭り とび六』
 出羽桜さんが、季節限定の新商品『夏祭り とび六』を発売します。暑い夏向けの微発泡・吟醸にごり酒(本生)です。爽やかな酒質をお楽しみ下さい。
 なお、少量生産ですので、品切れの際はご容赦下さい。
  内容 原料米:麹米 美山錦 掛米 雪化粧 精米歩合:50%
     日本酒度:−3 酸度:1.5 アルコール度:14度以上15度未満
  入会予定:6月中旬            300ml 630円

 ※『夏祭り とび六』の保存および開封時のご注意
  ・「微発泡」の「吟醸にごり酒(本生)」ですので、必ず冷蔵庫で保管下さい。
  ・開封の際は、ビン内部から炭酸ガスが噴き出しますので、下記の注意事項を厳守して下さい。
  ・開封前にビンは振らずに、王冠を少し開け、ビン内部のガスを出し切ってから王冠を取り外して下さい。
  ・シャンパンを開封するように、王冠にタオル等をあてて開封して下さい。
  ・底に沈んだ「オリ」は、開封後に王冠を締め直した後に、軽くゆすって混ぜ合わせて下さい。
 



……… 編 集 後 記 ………
○5月の下旬頃に右側の背中にピリピリとした痛がゆいような感覚がありました。大したことはなかったし、まあ、すぐに治るだろうと思っていたんですが、ピリピリした感覚が右脇腹から右胸へと広がって行き、4〜5日目には右胸に小さな赤い発疹ができました。何じゃあと思って友達の皮膚科の医者に行ったら帯状疱疹とのことでした。帯状疱疹はものすごく痛いと聞いていたのでこれから痛くなるのかと覚悟を決めたのですが、幸い痛みもほとんど無く生活に支障はまったくありませんでした。帯状疱疹は小さい頃にかかった水疱瘡のウイルスが神経の付け根に残っていて、疲れやストレスで抵抗力が落ちたときにそのウイルスが活性化して現れるんだそうです。友達にこの話をしたら「えっ、疲れ? ストレス? しょっちゅう店をサボって釣りに行っているお前がかかるとはね。まあ、お前の場合の疲れは飲み疲れだよ」とひと言。・・・当たっているだけに辛い。この友達の有り難い励まし? が効いたのか、2週間ほどで完治しました。さあ、釣りに行くぞぉぉぉ!



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