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新庄弁入門 いや〜、今年の冬は暖かいですね。12月に雪がごそっと降ったときは、今年も去年のように大雪かと思ったのですが、1月に入り真冬日はたったの1日だけという、ほんとうに楽な冬を過ごしております。別に雪が降らないっていうわけじゃないんですが、暖かいから雪が増えない。現在の積雪は50〜60cmというところでしょうか。 さて、文部科学省では小学校段階からの英語教育を検討しているとかっていうニュースが報道されていましたが、それより先に新庄弁教育だってなわけで、今回の富田通信は新庄弁を使ったとんちんかんな会話集と参りましょう。 いしゃたかり 新庄人「いしゃたかって、やんだにゃ」 都会人「医者がたかるんですか! とんでもない話ですね」 新「まだぁ! いしゃたかって、やんだごど」 都「???」 (いしゃたかり=からかう)(やんだ=いやだ) かます 新庄人「風呂沸いたかもしれないから、かましてから入れな」 関西人「え、屁をかましてから、風呂に入れって?」 (かます=かき回す。かき混ぜる) こねぇだ 都会人「このごろ君の彼女、来ないんじゃない?」 新庄人「こねぇだ、来たんだ」 都「え? 来ないの? 来たの?」 (こねぇだ=この前。先だって) ねまる 都会人「ごめんください」 新庄人「は〜い。まず、入って、ねまれ」 都「いや、あの、・・・いくら何でも、いきなり寝るっていうのは」 (ねまる=座り込む) ししゃます 都会人「ずいぶんたくさん小魚をつかまえましたね」 新庄人「ああ、ちゃっこくて、ししゃますだ」 都「その魚、ししゃますっていうんですか」 新「!?」 (ししゃます=手に負えない)(ちゃっこい=小さい) だます 新庄人「ちょっと、この子をだましててな」 都会人「こんな小さな子をだますなんて、とんでもない!」 (だます=1.子どもをあやす 2.人を騙す) ひまだれ 新庄人「ひまだれかげだな。そうめんでも食っていげ」 都会人「ひまだれのそうめん? 初めて食べます。どんな味なんですか?」 (ひまだれ=時間を無駄に費やす) ねぷかげ 新庄人「いやぁ、今日の集まりで、ねぷかげ出で、困った」 都会人「ねぷかげって、見たことないけど、どんなもの?」 (ねぷかげ=居眠り) きんな 都会人「この包み、いつ届いたんですか」 新庄人「きんな」 都「中身は何でした」 新「きんな」 都「・・・? ところでこの紙、切っていい」 新「きんな」 都「さっきから、きんなばかりで意味が分からない」 新「んだから、きんな届いた包みにはきんな入ってて、その紙はきんなって言ってるべ」 都「???」 (きんな=1.昨日 2.着るな 3.着るもの 4.切るな) |
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