酔っぱらいジョークIII |
古い、古い おかしい かたい約束 |
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日月譚 フラニガンとハリハンがしたたかに酔っぱらって酒場から出てきた。ふたりは歩道に腰を下ろしてダブリンの空を眺めた。 「きれいなお月さんじゃねえか?」とフラニガンが叫んだ。 「アホ、ありゃお日さんじゃい!」とハリハンが言った。 「アホはおまえじゃ、ありゃお月さんに決まっとるわ!」 「ナニぬかす! ありゃお日さんじゃ!」 そのとき、もうひとりの酔っぱらいが上機嫌で通りをふらふら歩いてきた。 「ああ、そこの旦那」とふたりは叫んだ。「ありゃ、お日さんですかい、それともお月さんのほうで?」 酔っぱらいは、ふたりをじっとみつめて答えた。 「おらに分かるもんかね。おらはこの土地のもんじゃねえんだ」 急がない! 酔っぱらいがどでかいポスターの前で、立ち止まった。 “ご用心! 酒はゆっくりあなたを殺す!” 彼はフンと肩をそびやかした。 「いらぬオセッカイだ。オレあ、ちっとも急いでやしない・・・」 |
禁 読 ビルは無類の酒好きだった。ある日、本を読んでいたら飲酒の害が詳しく説明されていた。すっかり驚いたビルは、以後、本を読むのをやめることにした。
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日本醸造協会の最高賞受賞 山形県酒造組合連合会と山形県工業技術センターが共同で取り組んだ、香りが高く、アルコール分の低い清酒「山形清々(やまがたせいせい)」の開発が、日本醸造協会の本年度の伊藤保平賞に輝きました。清酒醸造業の発展に貢献した研究者や酒造関係者に贈られる最高賞で、昭和42年度に創設され、醸造業界ではもっとも権威がある賞です。 バナナ系の香りとちょっぴり甘酸っぱい純米吟醸酒「山形清々」、キーンと冷やしてお召し上がりください。 ○出羽桜純米吟醸生酒「一枝春」 720ml 2040円(税別) ○上喜元「純米吟醸生」 300ml 417円(税別) |
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