6月9日の梅雨入り宣言以来、新庄はまるで梅雨が明けたような日が続きました。気象庁によると梅雨の中休みだったそうです。イャ〜、初日から中休みということもあるんですねぇ・・・。 麦のオカユがビールになった しばらくして見てみると、そのお粥がプツプツと小さな音をたてて泡のような状態になっていたのだ。 この不思議な液体を、ある男が飲んでみた。今までにない味だったが、なかなか旨い。 この液体がビールの起源といわれている。 |
麦を発芽させて乾燥したのち粉にする。そして、この粉でパン(ビールブレッド)を焼き上げる。このパンをまた砕いて粉にし、水を加えて固形物を取り除く。残った液体に野生酵母が作用し、自然発酵してビールになる。これがスメール式「生ビール」の製造法だった。 古代バビロニア王国(紀元前1830年頃)では、働いた賃金の一部がビールで支払われていた。一日に、農業労働者は1リットル、王様の土地で働くものは3リットル、上級役人、学者、ハレムの女たちは5リットルが支給されていたという。女性はやはり特別待遇で、ナツメヤシの果汁を加えた甘口ビールも用意されていた。古代の王様がいかに女性を大切にしていたかがわかる。 | |
古代バビロニア時代、ビールを造るのはもっぱら女性の仕事だった。彼女らは今でいうビアガーデンのような店を開き、代金は穀物で受け取っていた。ビールは飲みたいけど穀物がないというお客には、ツケで飲ませて収穫後に精算させていたという。ところで、史上最古の「ハムラビ法典」には、ビールに関する条項がいくつかある。たとえば「ビール酒場の女が、代金を穀物ではなく銀で受け取ったり、ビールの量をごまかすと、その女は罰として水の中に投げ込まれる」とか、「尼僧がビール酒場を開いたり、飲みに立ち寄ると、火あぶりにされる」などだ。 ビールとニンニクがピラミッドを作った? エジプトのピラミッドをつくったのは、ビールとニンニクだという説がある。奴隷たちは、炎熱の砂漠で重労働をさせられたわけだが、体力の消耗は非常に激しかったに違いない。支給されるビールが、のどをうるおし、活力を与え、またニンニクが強精剤として、このうえない食べ物であったと言われている。 |
・・・あなたもやってみます?
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