ゴールデンウイークの慌ただしさと桜の華やかさも過ぎ、今、中庭の池のほとりの山吹やぼけの花が、柔らかな春の陽を浴びて静かに咲いています。 【匂い】におい |
という前置きなしに、 「あんた、今日、何処に行ってきたの、何やら浮気の匂いがするわ。まさか、若い女の子と、モーテルに行ったりはしなかったわね?」 と、いったりすると、たいていの男は女の勘て恐ろしい、と思ってしまう。種を明かせば、女の勘なんて、石けんの香りに敏感なだけなのである。(なだ) 生理学では化学的刺激の一つとされるが、これは誤りである。文学、政治などというおよそ非化学的なものからも、ひじょうにしばしば発するからである。(日高) かつて或る劇場で、「匂い」による演劇が興行された。観客は大いに感動して帰ったが、その感動の内実を誰にも伝えることは出来なかった。「匂い」は受信されるが、発信することは出来ない。(別役) 「春」、「犯罪」、「伝統」、「貧乏」などが発する香り、臭みなどのこと。(横田) | |
話がだいぶ格調高くなってきたところで、匂いの持つ力について、八岩まどかさんがその著「匂いの力」の中でおもしろいことを書いていましたのでご紹介します。 |
そして、この「糞を食らえ」は、「糞っ食らえ」「糞ッ!」「糞ったれ」と各種のバリエーションを生みながら、現代まで引き継がれているのである。』 ・・・匂いの持つ力は、想像を遙かに超えて大きいようです。 | |
平成9年 東北新酒鑑評会優等賞受賞蔵 4月に、東北新酒鑑評会が仙台で開かれました。以下に優等賞受賞銘柄をお知らせいたします。ちなみに山形県は東北で一番の入賞を果たしました。
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