桜が散り、ゴールデン・ウイークが終わり、静かな昼下がり、淡い水色の青空の中に柔らかな色合の若葉が風にそよいでいます。新庄は一年中で一番爽やかな季節をむかえております。 さて、徳川三代将軍家光のころ、地黄坊樽次が書いた『水鳥記』という酒合戦の本があります。酒という字を左右に分解すると、さんずいに酉。つまり酒のことを洒落て水鳥と書いたわけです。 今回は、5月10日から始まる愛鳥週間にちなんで、私達がこよなく愛する水鳥を探鳥するための手引ともなる本のいくつかを富田通信20号に引き続き紹介したいと思います。 なお、ここで紹介している本の価格は、私が購入したときのもので、現在の価格と若干違うかもしれません。 ○『吟醸酒の来た道』 著者/篠田次郎 出版社/実業之日本社 |
○『日本の酒づくり』 ○『最新吟醸酒』 著者/篠田次郎 出版社/鎌倉書房 出版/野白先生謝恩刊行会 価格/2,500円 | |
○『日本酒』 ○『酒つくり自由化宣言』 著者/穂積忠彦・笹野好太郎 出版社/農文協 ○『趣味の酒つくり』 |
○『酒飲みの心理学』 ○『酒飲みのための科学』 酒は百薬の長といわれますが、場合によっては毒にもなります。上記の4冊の本は、お酒の危険性を書いた本です。お酒は本来人生を豊かにする飲み物です。決してウサをはらす道具ではありません。お酒が可愛そうです。心にウサが溜まった時は、酒に逃げず、自分の心と向かい合いましょう。 それでは、乾杯! | |
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