朝、夕は路面が凍結し、まだまだ寒さが厳しいですが、立春を過ぎたあたりから、光に風に、ほんの微かながらも春の匂いを感じさせる今日この頃です。 先月10日の気象庁の発表によると、昨年の年間日照時間の総計は、新庄が1144.1時間で全国で最も短かったそうです。一日当たりの日照時間はわずか3時間余り。色白の新庄美人の原因はあんがいこのへんにあるのかも? さてと、新庄自慢?はこのくらいにして、本題に入りましょう。今回の富田通信は酒席でよく話題の「お酒の常識」なるものについて書いてみたいと思います。 一日に摂取する総カロリーが大幅に高く、一方では運動不足が長年続きますと、肥満となったり、血糖値が異常に高まって、尿にまで糖がまじり、糖尿病になったりします。この病気が出ると、高血圧症、神経系の障害、高コレステロール症、肝機能低下、心臓病などを併発しますから、大変恐れられています。 |
よく糖尿病の患者が、医者から少しの酒を許されて、ウイスキーや焼酎をすすめられたということを耳にしますが、これはとんでもない間違いです。あくまでも摂取する総カロリーが問題ですから、アルコール度数の多い酒ほど高カロリーであることを忘れてはなりません。 |
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ちなみに、生酒の古酒をお燗にして飲んだら抜群に旨かったという話も聞いています。 「あなたは、酒が強いわねぇ。肝臓が丈夫なんだわ、きっと。」とか「俺は酒が強いから、人並み以上に肝臓が丈夫なんだ。」などの話を聞きますが、はたしてそうなのでしょうか。 特に大酒を毎日のように飲んでいる人には、何らかの肝臓異常があるものですが、酒だけはめっぽう強いため、過信してとり返しのつかないことになる危険もあります。皆さん経験上からご存じのように、肝臓におけるアルコールの分解は、アルコールに接すれば接するほど、それに伴って強くなります。 |
よく酒は健康のバロメーターともいわれますが、それを誤解して過信しますと、とんでもないことになるのです。 皆さん、お酒は適度に楽しくやりましょう。では、乾杯!
…… 商 品 紹 介 ……
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…… 本 の 紹 介 ……
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