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いよいよ3月、春間近。陽春とはよくいったもので、春の兆しは陽の光の中に始まります。それにしても、今年の冬は暖かかった。凍結防止に水道の元栓を止めて寝ることは皆無でしたし、雪も降っては消え、降っては消えして、屋根の雪おろしも一度も無し、実に楽な冬でした。 3月といえば、雛まつりですね。新庄は月遅れの4月3日にやる家が多いようですが・・・。そこで今回の富田通信は雛まつりには付きものの白酒と、ついでに甘酒について書いてみたいと思います。 もっとも同じ白酒と書いても、「白酒・黒酒」とならべると、「しろき・くろき」と読み、これは、宮中や神社の神事に用いられる全然別の酒になります。 念のため………。 |
もっともずっと昔は、白酒でなく「練酒」(ねりざけ)と称していて、筑前の博多産が有名でした。練酒・白酒は、古来濃密で、粒が細かくなめらかなのを上品としていますが、歌舞伎十八番の“助六”、常盤津“乗合船”などに登場する白酒売りが山川と記したうちわを持っているのは、「山川」「初霜」などの銘柄が特に良品としてもてはやされたからです。山川の名の由来は、山間の流水が白く濁り、この酒の色がそれに似ていることから京都油小路の白酒醸造元の酒店が命名したといわれています。 また、長唄に“白酒売り”というのがありますが、これが作られた天明5年(1785年)頃、この商売がはでな風俗とともに江戸町民に親しまれたことを物語っています。 |
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余談になりますが、落語の中に出てくる甘酒の話を紹介して結びとします。 |
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