すぐ近くの里山まですっかり紅葉して、まさに山装うです。週間天気予報には、雪だるまのマークが現れるようになりましたが、長い眠りに入る前のほんのひと時のきらめきでしょうか・・・。 さて、今回の富田通信は先日の『名酒を楽しむ集い』の様子を、集いに参加していただいた篠田次郎先生のとっても面白いお話しを中心にご紹介することにいたします。 10月24日の午後6時30分から、新庄市のつたや本店で東京や仙台からの参加者も交えて、和気あいあいと「名酒を楽しむ集い」を行ないましたが、その時の出品酒と、つたや本店さんの素晴らしい日本料理を先ずご紹介しましょう。
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料理 一.珍味 ○若鳥砂肝このわた和へ |
以上
宴の終わりには、料理はもちろんのこと、用意した酒の大半が皆の腹の中に収まっていました。あぁ〜、うまかった!!
さて続いて篠田先生のお話しをどうぞ。
篠田次郎先生のお話し(私の要約です。あしからず)
今日は、「古酒」と「くらべ飲み」についてお話ししたいと思います。
古酒について
日本酒には、もともと古酒にして楽しむという 考え方はありませんでした。せいぜい今年作った新 酒に、前の年に作った古酒を混ぜて酒の味を調節す るといったぐらいです。
こんなことを言っては富田酒店に悪いのですが、ひょっとしたら、今ここに並んでいる酒は、富田酒店で売れなかった酒じゃないかなと、内心思っております(爆笑)。 それはともかく、古酒は飲んだ年数分だけ、長生きできると申します。ここにある酒を一通り飲んだら20年、ふた巡り飲んだら40年長生きできる勘定になります。最上川の社長の岸さん、何才になりますか? 岸さん「百才を越えますね」(笑い) |
メロンの香のするもの、ナシの香、バナナの香、リンゴの香、その中でもデリシャス種、インド種の香、杉の木の香もあります。そのほか実に様々な香が含まれております。また若い娘のような酒、ちょっと年のいった女盛り・・けっして出戻りとは、言いませんが(爆笑)・・のような酒もあります。 ちょっとずつ飲んで楽しんでください。(拍手) | |
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