酒の異名・隠語 そこで今回の富田通信は、酒の異名・隠語を集めてみました。 |
「富水」(ふすい)……酒飲めば自ずと心も豊かに富む、下戸の建てたる蔵はないの例え。 「甘露」(かんろ)……おお、甘露! 甘露!」などという。うまい飲み物の意。 「瑞露」(ずいろ)……めでたい飲み物。 「天の美禄」……天からさずかったまたとない美味しい飲み物。 「聖賢」……聖は清酒、賢は濁酒のこと。その起こりは三国時代、曹操が禁酒令を出したとき酒飲み連が隠語として、清酒を聖人、濁酒を賢人といったところから出ています。 「般若湯」(はんにゃとう)……寺院で僧侶たちが用いた言葉で、智慧の湯の意。 「大乗水」…… 仏教で教法の広大なことに依って全大衆を乗せて悟りの境地に至らしめるという意味を飲酒の気分にむすびつけたもの。 「大乗水」…… 仏教で教法の広大なことに依って全大衆を乗せて悟りの境地に至らしめるという意味を飲酒の気分にむすびつけたもの。 「硯水」(けんすい)……硯の乾いたのに水をうつすように、疲れた者に酒を与えると慰められるというところから。 「九献」(くこん)……杯を三献ずつ三度さす。これは酒の飲み方自体が、酒の名詞になったもの。「三遅」(さんち)……盃に入った酒が三たびめぐって静まるときに飲むべし。つまり、ゆっくり飲むべきもの。 |
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「狂い水」(きちがいみず)……こればかりは愛酒家たるものの最も嫌忌する呼称ですが、酒癖の悪い人、酒に弱い人にとってはあるいはそうかもしれません。 酒の隠語
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1991地酒年間ベスト10発表! 酒の情報誌「びくん」恒例の1991年の地酒年間ベスト10が発表になりましたのでお知らせいたします。これは地酒屋(当店も参加)さんが実際に販売した結果によるものです。 吟醸酒部門
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