ビールよもやま話 ─── A.E.ハウマン |
虫歯予防にビールをどうぞ! この説は、ハッタリとか冗談ではなく、イギリスの歯科調査会の実験によって、ビールが歯によいと証明されたものである。ともかく、この会が行なった実験では、ビールからジュースまで14種類の違った液体のなかに、若くて健康な歯を6週間も浸しておいたのだそうだ。ところが、ジュースに入れた歯は空洞ができてしまったのに、ビールのなかに入れた歯はまったく、変化が見られなかったそうである。ついでながら、アメリカのユタ医科大学のペルチア博士によると、骨折にはウイスキーが良いそうである。 王冠栓は21 ビールの王冠栓のギザギザは銘柄やメーカーに関係なく21ある。これより多いと抜きにくく、少ないとはずれやすいという。 ビールの栓は、コルク、ゴム、陶器と変遷を経て、1892年に、イギリスのウイリアム・ペインターという人が王冠栓を発明し、世界に広まった。 ビールの大瓶の容量が半端な訳 ビールの大瓶の容量が633mlと半端なのは、昭和19年の物価統制令のなごり。当時出回っていたうち、いちばん数の多い瓶に統一した結果これになった。 |
|
|
半端な容量の由来は、もともとワイン瓶のように底にへこみのある20オンス(600ml)の瓶を用いていて、ビールの場合は、へこみの必要がないので底を平にした。その結果33mlなどという半端が出たという説が有力。 ところでこのホップの雌花のルプリンという成分は植物性の卵巣ホルモンを含む立派な女性ホルモン。 昔からホップ摘みをする女性は“ボイン”ぞろい。さらに、このホルモンの効能か、ビール醸造技術者の子供たちは、女の子が多いという。
|
| ||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||