きき酒入門 さて、2月1日から始まった「山形県新酒まつり」(後述)では、県下の全蔵元が、同一規格の純米酒の新酒を出荷! 前者は、酒の優劣を決める為にきき酒をおこないます。従って、そのきき酒はどうしても鑑定する酒の欠点を探しがちなものになります。 しかし、私たちがきき酒をする目的は、酒を楽しむことにあるはずです。従って、そのきき酒は、酒の良い点、旨い点を探すこと、さらには、その酒の酔い心地までをもきくことにあると思うのです。 |
きき酒の順序 (1)色とサエ (2)香り (3)味 |
|
|
山形県新酒まつり 山形の全蔵元が、酒造りに適している県産の「美山錦」という米を使って、純米酒の新酒を2月1日より出荷しました。全体で3万本(蔵元の石数割り。一蔵元平均約500本)の限定出荷です。 さらに、今回は、一本に一枚スピードくじが付いていて、当たるとその場でもう一本もらえます。当たる確率は、何と6分の1!(つまり、同じ蔵元の酒を6本買うと、1本当たります。) 蔵元出血の大サービスです。本数限定につきお急ぎください。詳細は以下のとおりです。 全商品共通 ○種 類:純米酒・新酒 ○使用米 :山形県産「美山錦」 ○精米歩合:60パーセント ○容 量:720ml 富田酒店取扱銘柄と価格 ○最上川(新庄) 1,000円 ○初孫(酒田) 1,000円 ○出羽桜(天童) 1,000円 ○樽平(川西町) 1,200円 ○栄光冨士(鶴岡)1,000円 ○麓井(八幡町) 1,000円 ○亀の井(羽黒町)1,000円 ※上記の酒は、いずれも限定品につき品切れの際はご容赦ください。 なお、この他に、欲しいお酒があれば、仰ってください。当店で出来うる限り、ご用意致します。 |
甦る酒まんじゅう 早速とんでいったところ、店の造りとは思えない、前に広い庭を配した立派な旧家。それに、なんとまだ店の改装工事の真只中!・・・??? 開店日は2月12日!・・・なんという間抜け。しばし茫然と店の前で立っていると、「取り込んでいますが、良かったら中にお入りになってください。」と、品の良い女性の声。この人が経営者の仲野和子さんでした。 | |
それもそのはず仲野さんは縁あって仙台の老舗に師事して技術を学ぶ一方、全国に残る主な酒まんじゅうを試食し、吟醸酒と大吟醸酒の酒粕とを元に独自の酒種を作りあげた大変な努力家。 メニューは当分の間、煎茶や抹茶と醸まんのセットだけだそうです。持ち帰りは一個150円(税込)。6個、10個、15個の各箱入りがあります。 とにかく、一度試してみてください。旨いですよ。 電話:0236−54−8056 |
||