第8号(88.05.10)

愛鳥週間にちなんで
   ちょっぴり、バードウォッチング

バードウォッチングへの誘い

 桜の花も散り、山々が急激に緑を増し始めています。そんななかにあって、野山に山菜取りや、ハイキングに行く機会も増えるのではないかと思います。そこで今回は愛鳥週間にちなんで、より自然を楽しめるバードウォッチングについて書いてみたいと思います。

バードウォッチングって?

 カゴの中で飼われている鳥とはちがう、自然の中の鳥たち── 野鳥。その世界を通して自然を知ることがバードウォッチングです。といっても、少しも難しいことではありません。鳥がいることに気づいて、注目し、親しみの気持ちが芽ばえてきたなら、あなたはもうバードウォッチングの世界に何歩も足を踏み入れているのです。

鳥の見分け方

 出会った鳥の名前がわかると、親しみがわいてきます。名前を知ることはバードウォッチングの大きな楽しみでもあります。名前をきっかけに、鳥の世界がずっと広がります。そこで少しでも早く、楽に鳥の名前を知ることが出来るように、5つの手がかりを紹介しました。

○手がかり1・姿── 体の大きさや形、羽・くちばし・足などの色、形と いった鳥の外見上の特徴が一番確かな手がかりです。それぞれの特徴を図鑑と見くらべて見つけてください。

○手がかり2・声── 鳥の声は種類によってちがうので、どんな声で鳴くかは種類を決める大きな手がかりになります。また、声ではありませんが、木をつつく音や、くちばしを鳴らす音、翼をはばたかせる音を出す鳥もいます。いずれも重要な手がかりですから頭に入れておくとよいでしょう。

○手がかり3・動作── 鳥たちは飛んだり、歩いたり、泳いだり、とにか く何かをしているはずです。そんな鳥たちの動作・行動をよく見ると、種類によって特徴のあることがわかります。

○手がかり4・時期── 姿や声などの手がかりだけで名前が決められない時も、見た時期が重要な決め手になることもあります。

○手がかり5・環境── ふつうは林の中でカモメを見ることはありません し、海辺の砂浜でカッコウを見ることもないでしょう。鳥は種類によって生活する環境がだいたい決まっています。

(日本野鳥の会 バードウォッチングより)

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ものさし鳥

 野鳥は、手にとって図鑑と見くらべることは出来ません。そこで知らない鳥を見分ける時、ほかの鳥をものさしがわりに使って比較するとたいへん便利です。たとえば、スズメより小さいとか、ヒヨドリのような飛び方をするという具合です。

 スズメ、ムクドリ、キジバト、ハシブトガラス、トビなどは、ほぼ全国的にいて見る機会が多い鳥ですから、ものさしにぴったりの鳥です。図鑑に印をつけて、親しみましょう。少しずつ覚えると、知らず知らずに鳥を見分ける力がついてきます。

ヌーボー、着く。

サマー・ヌーボーが、呼んでいます。

 新しい季節のおとずれにふさわしい、まったく新しいタイプのワイン。メルシャン・オーストラリア・ヴァンヌーボー1988年。

 日本の若いひとたちに会うために、南半球からはるばるやってきました。ひとこと Helloと声をかけてください。誰とでもなかよくなれる、気さくなテイストでお応えします。 8℃以下の温度によく冷やすと、酸味と甘味がキリリとしまるさわやかさが自慢。パーティを華やかに演出するときも、サマースポーツに息を弾ませたときも、若い心と体とをリラックスさせてくれます。

 いま、いちばん新しい自己アピール。メルシャン・オーストラリア・ヴァンヌーボー1988年です。

    発売日/昭和63年 5月11日 全国一斉

         価 格/赤・白 各¥1,000

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