風流 羅生門

天暦7年(953)〜天寿2年(1025)

京の都の羅生門に住む鬼(茨城童子)は、
渡辺綱 に切り落とされた左の腕を取り返すべく、
渡辺綱 の乳母白妙の家に向かい、
旅の老婆と偽って近づき、
白妙を食い殺し、
乳母に化身し、
渡辺綱 を出迎え、
夜半正体を現し、
首尾良く腕を奪い返し、
大江山に飛び去っていく。