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こんにちは。相澤です。

Q:通信傍受は、何に対して行われるの?
A:犯罪に対して有用なものとの事。
Q:犯罪とは?
A:治安や憲法等に違反するもの。
Q:本当に現代の憲法や常識が絶対に正しいのですか?
  50年程前は、軍国主義が日本の平和と常識の為とされ、
  幕末前は、徳川幕府が治安と常識を決めていた。
  しかし、今の時代から見れば、間違った思想、常識とされます。
  本当に現代の憲法や常識が正しいのですか?
  仮に、間違った憲法があったとしたら、
  それを変える勇気がありますか?
  幕末の坂本龍馬らは、その時代の思想、常識とされていたものから
  勇気と行動で日本を救いました。
  仮に幕末に通信傍受が出来たとしたら、
  坂本龍馬らの会話を傍受した幕府側の人間は、
  どのような行動をとるでしょう?
  日本全体の将来を見据えての行動ができるのでしょうか?
  大政奉還など夢の又夢。愚常識が続いていたでしょう。
  極端な話になってしまいましたが、
  私は国家転覆や革命を望んでいる訳ではないのでお間違えのなきように。

そのような大事な通信傍受法を現代の警察等に与えていいのですか?
今の憲法は、1つも間違いのない完成されたものなのですか?
通信傍受法は、大戦前の軍国主義に通じるもがあります。
監視国家、スパイ国家にならないのですか?
私は、通信傍受法は、時代を逆行する愚法だと思います。
この法案は電話、FAX、電子メールを傍受するための法案だそうですが、
犯罪組織が、手書きの手紙を使い出したらどうするのでしょうか?
今度はハガキや手紙などの郵送物、文章まで盗み見るのでしょうか?
勝手に封を開けられ、証拠としてコピーされるかもしれない。
挙句の果ては、事件性があると理由をつけられ、手紙が押収されるでしょう。
一般市民のプライバシーは守られるのか?
そもそも、一般市民であると誰が決めるのか?
一般市民でないとされた人に、人権は認めれるのか?
非一般市民を傍受、ファイリングして思想や行動を監視するのでしょうか?
今は「傍受」なんてソフトな表現で法案の危険性を隠してますが、
これは明らかに、当局による「盗聴」であり「覗き」だと思います。

一度法案が成立すればその後どうなるか、消費税の件で私は勉強になりました。
今回も同じ道を歩むでしょう。
「通信傍受法は厳格な制限と対象範囲を定めている。」と、今は言ってますが、
裁判所の傍受令状の発行や第三者の立会いなんてものは、
何の意味があるのでしょうか?
そんなもので厳格な制限になると、本気で思ってるのでしょうか?
傍受令状はただの形式になる事でしょう。
それから、第三者の立会人にはどんな権限が与えられるのでしょうか。
NTT社員が立ち会ったとして、「これ以上は越権行為になるので、やめて下さい。」と、
発言し切断できるのでしょうか?
それで、当局は納得して盗聴をやめるのか、甚だ疑問です。
実際は、現場の捜査官は、第三者の立会人に対して、
「本件の内容も知らないあなたが、口出しするんじゃない。
 立会人は、黙って立ち会ってれば良いんだ。」と、一喝されておしまい。
数年の内に、尾ひれが付いて、制限緩和、対象範囲拡大となるのは予想できます。

ぐだぐだと長く書いてしまいましたが、結局私が懸念している事は、
どんな理由があろうとも、
盗聴されたくない。
覗かれたくない。
プライバシーを侵害されたくない。

その三点です。
電話や電子メールを他人に覗き見されるなんて、
考えただけで憂鬱になってしまいます。

それから、「通信の秘密」って法律はどうなるのですか?
その法律ができた背景は無視されるのでしょうか?
それも時代の流れなのでしょうか?
良い方向に流れてくれるといいのですが。

私は上記の内容を下記の各政党に
メール、目安箱、もしくは御意見板に投稿しました。
さて、返事はあるでしょうか?
楽しみです。
でも、たぶん無視でしょう。(^^ゞ

99/06/04 現在

政党 推進、反対 HPでの通信傍受法に関する声明の有無
改革クラブ わからん 無し
次回のHP更新に期待しましょう。
公明党 推進 有り
きちんと主張しているのでエライ。しかし、考えがあまい。
社会民主党 反対 有り
組織的犯罪対策三法案の強行採決に抗議する(談話)
自由党 推進 無し
統一地方選挙政策で議席を増やす事に力を入れている。
自由民主党 推進 無し
ミサイルの話でお茶を濁している。小渕さんったら。。
新社会党 反対 有り (反対のリンク集も有り)
盗聴と大衆運動抑圧の3法案の衆院通過に強く抗議する
新党さきがけ わからん 無し
「さきがけは本年もキラリと光ります」ってピントがずれてる
日本共産党 反対 有り
「盗聴法案は”一般の人には関係ない”か?」のQ&A
民主党 反対 有り
盗聴法が衆院可決/不当採決に「議場退席」で抗議

各政党からの返事を紹介します。

返信いただきまして、ありがとうございました。

改革クラブ 99/06/07 貴重なご意見有り難うございます。
通信傍受に関して我党も議論しているところです。
マスコミなどでも若干誤解を与えるような
報道もあるようですが基本的には、プライバシーを
守らなければならないことはいうまでもありません。
今後、また毎週行われる政策審議会全体会議の中で、
相澤様のご意見をご紹介させていただきます。
今後ともご意見のほどよろしくお願いいたします。
担当 政策審議会 杉村
社会民主党 99/06/14 読者の投書(99/05/31〜99/06/14)
に、私の投書と返信が掲載されました。
以下返信内容です。

相澤さん、こんにちは。盗聴法を中心とした、
組織的犯罪対策三法案の審議もいよいよ大詰めになりました。
この問題に関しては、月刊社会民主のコーナーに六月号に掲載した
「保坂展人の突風行脚の記 −法務委員会 盗聴法で「自自」と激突へ−」
を掲載しています。ご参照ください。
また、盗聴法に反対する大集会が、六月二四日・日比谷公園・野外音
楽堂で開催されます。土井党首も出席します。詳細は下記の通りですので、
ぜひご出席ください。
許すな盗聴法(組織的犯罪対策法)6.24大集会
日時:6月24日(木)17:00会場/
18:00アトラクション(喜納昌吉 ランキン・タクシー)/
18:30開会/集会終了後、デモ行進
場所:日比谷公園野外音楽堂  地下鉄「日比谷」「霞ヶ関」「内幸町」下車
発言:菅直人(民主党)、不破哲三(共産党)、土井たか子(社民党)、
佐藤道夫(二院クラブ)、中村敦夫(国民会議)ほか

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