ケヅメ陸がめ(ブロディーちゃん)の温室

97/07/25 UP
97/08/18 更新

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温室の設計概要

  1. ケヅメ陸がめはアフリカ産で、気温30℃くらいが快適温度です。よって、日本の気候では寒暖の差が激しく、かめが風邪をひいてしまいます。
  2. 温室の素材は木製として、ガラスの水槽などよりも熱容量が大きく、急激な温度変化をおさえる事ができ、かめの体に負担をかけないようにする。
  3. 温室上部には、蛍光灯、スポットライト、床部には、遠赤外線ヒーターを敷き、サーモスタットで室温を快適温度に制御する。
  4. 依頼者のがくぞうさんが書いた設計図も見てね。

今回の作業工程

1.簡単な設計図(材料の選定、寸法) 依頼者のがくぞうさんが設計いたしました。
2.材料をそろえる。 私が材料を選び購入しました。
3.設計寸法に各材料の加工 私がカンナ仕上げや切断をいたしました。
4.組立て がくぞうさんと私が協力して組み立てました。
5.設置 がくぞうさんが運搬、設置いたしました。

日曜大工作業風景

今回は依頼者のがくぞうさんが、私と同じ新庄市内にお住まいなので、
私の作業場にて制作いたしました。

写真をクリックすると大きな写真が見れます。

材料の集成材板です。
スケールで長さを確認して、さしがねで墨を付けます。
さしがねは直角の線を引くのにとても便利です。
ぜひ日曜大工には使ってみてください。
設計図にもとづき各寸法に切断しています。
丸鋸で切っています。
丸鋸は真っ直ぐ切り込まないと反発しますので、
怪我をしないように気を付けてください。
組み立てる直前の部材です。
空気穴やミゾなどの加工を施し組み立て。
空気穴は電気ドリルで穴を開けました。
各部材をインパクトドライバ(12V)でビス止めしました。
ビスは便利です。間違えても逆回転させて、
簡単にやり直しができます。
協力して扉を作ってます。
ビス止めの前にキリでガイド穴を開けておくと
奇麗に仕上がります。
ガイド穴がないと木の目によってはビスが斜めになって
先端が表面に出てきてしまうことがあります。
扉がうまく収まるよう調整してます。
作品を乗せている作業台に注目してください。
50cmくらいの長さの木っ端にダンボール紙を
巻いて作った簡単な物ですが、これあると重宝します。
2,3組作っておくことをお勧めいたします。
扉の窓部にアクリル版をはめ込み、
蝶番で本体に取り付けます。
どうやらうまく収まったようです
完成しました。見て下さい。

ブロディーちゃんの入居

写真をクリックすると大きな写真が見れます。

がくぞうさんが蛍光灯、スポットライトを取り付け、
床に遠赤外線ヒーターを敷きました。
中央の奥壁と左壁に付いている温度計が
サーモスタットです。
以前の水槽の家から新築の家に引っ越し入居しました。
ブロディーちゃんの顔が満足そう?

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